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意匠登録のご報告と年末のご挨拶です。

  • 執筆者の写真: hitoshi_watanabe
    hitoshi_watanabe
  • 2023年12月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月9日

まずはご報告いたします。


先日の実用新案登録とはほかの製品で、担当した自己注射用の補助具がこの度意匠登録されました。


新薬の開発、医療現場における働きかた改革、そしてコロナの要因などで在宅医療が普及し、自己注射を行う患者さんが近年急増しています。

急増しているとはいえ、自己注射を始める大勢の患者さんが躊躇されるのが「針」です。針が怖くて不安になったり、自己注射をためらう患者さんも多いそうです。


イメージしてください…

弓手で注射部位をつまむ。

利き手で細い注射器を持ち針先を注射部位に向け、針を注射部位に刺しゆっくりとプランジャーを押し、薬剤を流しこむ(注射する)…器用な人、訓練受けた者にしかできない、もはや専門技術です。この操作を補助し、一般の方にもできるよう補助するのがいわゆる補助具です。独自の調査では世の中に補助具はたくさんありますが、針の怖さを軽減させることに配慮した製品はほぼありません。


権利化について簡単にご説明すると…

今回意匠登録された製品は、針を隠す「針カバー」構造(参考文献リンク先参照)を応用することで針を見ることや針刺し事故を防止しつながら注射ができるように設計されており、ほかに似たデザインの製品がない唯一無二の存在(意匠登録リンク先参照)であることが証明された…ということです。


(拍手?)


そして最後に'23年末のご挨拶です。


大学を卒業し、すでに30年が経過します。

福祉や医療関連における製品開発は学生のころからの希望(夢)で、卒業制作は福祉機器をテーマに制作しております。まさかこの歳で医療関連に携わるとは、この出会いに本当に感謝しております。ありがとうございました。

夢は見続けることで実現させりことができる…

おかげさまで、それを体感できる1年でした。


今年一年、誠にありがとうございました。

また来年も頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします。


登録番号 1758518




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